ただ独り、時計塔を守り続けてきた時の番人テルノ。
そこへ或る日、人間の少女ミライが迷い込む。
彼女はどうやら、神様の元へ繋がる「天の小路」から落下してしまった様子。
想いに引っ張られて足を踏み外してしまうと彷徨い人となり、二度と神様の元へ行くことが叶わなくなることもある。
そこで、ミライを天の小路へ導いてあげようと決意をするテルノ。
しかし、二人で過ごすうちに変化が訪れる。
やがて別れの日が迫った時、テルノは大きな決断をする。
小説と音楽で綴る、時の番人と少女の物語。
小説「時のオルゴール」
原案:Una 執筆:結月そら