たどたどしく、のびやかに。
古時計の部品、おもちゃの鉄琴、空缶…から生まれた
カラクリ楽団が奏でる、愛おしくフラジャイルな組曲。
オートマタ、それはカラクリ人形のこと。
「フラジャイル室内楽団」とはオートマタ作家・原田和明による、音にまつわるオートマタ連作。
どこか懐かしく、どこか可笑しい、カラクリ仕掛けの面々「フラジャイル室内楽団」のために生駒祐子が書き下ろした組曲。
団員たち個々の音色が効果的に組み込まれた楽曲、たどたどしくも、のびやかに奏でられるカラクリたちの演奏思いがけず広がる新たな響き。