ミニマルやダブといったアプローチをベースにしながらも、俳句のような、簡素で完結した語り口がアルバムを貫いている。
【YSノート】
当然僕も空気を吸って生きてるってこと。回りの空気が悪いから排除しようなんてこと出来ないよね。だからもっと様々な空気に触れてみよう、と当時思っていました。 精神にとってよくないと思われる空気もおもい切り吸っていました。
92年、このアルバムは再発されました。そのライナーノーツで鈴木惣一郎君が「ここから今日の清水ヤスアキが始まった」といっていますが、ホントそうだね。
清水靖晃の一連のサキソフォン・プロジェクトに通じるヒーリング・ミュージック的なアプローチで仕上げた82年作品の再発盤。ミニマルやダブといったアプローチをベースにした、早すぎた作品。