映画「百日紅～Miss HOKUSAI～」オリジナルサウンドトラック 映画「わが母の記」で第36回日本アカデミー音楽賞優秀賞を最年少で受賞し、初めて外国人女性が主演として話題を振りまいたNHK連続テレビ小説「マッサン」の音楽を担当した富貴晴美(ふうきはるみ)と、ドラマ・映画で有名な「トリック」シリーズの音楽を担当する辻陽(つじよう)が、杉浦日向子原作の江戸時代を描いたアニメーションに挑戦した。 女性が職業的、考え方的に自立することが困難な当時、お栄の「筆２本、箸４本あれば食っていけるさ」の台詞は自分の意志で自立し、しっかりと立っている彼女そのもの。流れるロックは、まさにお栄を気風の良い女性として描き、妹のお猶との関係では、その優しさがあふれている。淡い恋心は切ない。江戸の町で繰り広げられる数々のエピソードは、妖しく。この全32曲は江戸という小宇宙に確かな彩を添える楽曲である。 百日紅の音楽制作会社によるオリジナルレーベル GABABON RECORDSのインディーズレコード商品。希少価値。6月22日発表 第39回アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門審査員賞受賞作品。