ジャン・ミッシェル・ジャール、トーキング・ヘッズ、Art Of Noise、Telexなどメンバーがフェイバリットとする音楽への捩じれたオマージュが早送りでちりばめられたオールドスクール・エレクトロ/テクノ・ポップ集。フレンチ・ヒップホップの先駆的グループTTCで活躍したMC、Teki Latexをゲストに脱力ファンクネスが炸裂する「Get It」、三宅がボーカルを務め、アンニュイな夜のムードもユーモラスな「Magic」、センス迸るFMシンセのメロディーが印象的なインスト作「No Fun」「Jungli-la」など、全編に漂う絶妙なフェイク感と立体的なリズムセクション、その名の通りクリスタル・カラーな抜群のポップセンス、なぜか時々イタロディスコな魅惑溢れるシンセサウンドは、スーパーファミコンへの憧憬もインターネットの未来も通り越し、銀河の果てではまさかのクラシック入りとのこと。CDボーナストラックにはHyperdubの人気女性アーティストIKONIKAとのコラボトラックも収録。