街に遠泳、恋は徒花 - 白航

街に遠泳、恋は徒花 LRC歌词

作词 : 綾香
作曲 : 白航
オフィスビルの狭間をすり抜けた風が
撫でる頬の温度を柔らかに下げ始めた
ショーウィンドウに映り込んだ前髪を
指先で少しだけ整えてみたりしながら

忙しさを言い訳に出来るうちなら
元に戻せるのに
何も知らぬフリをして
あなたの罠に嵌った

午後21時過ぎの群青
君を探す徒花の恋だ
水を得た魚の様相
群れる人の波を追い抜く

息を吸う暇もないほど
早る胸に焦がれる
掃き溜めの街並みさえも
光ってみえる夜

白くゆらめく
煙の先の
口が囁いた
まだ足りない

1人に戻った時に
拗らせる淋しさが辛いなら
1人でいればいいのに
我慢が効かない

24時丁度の貞操
駅へ急ぐ波に逆らいながら
言葉の裏の裏想像
瞳さえまともに見れない

どちらにしても
最終電車
私を乗せずに

友人各位には
自慢できない恋で
酔わせてライヤー

午後26時過ぎの旅情
このままずっと揺られていたいや
君が思うよりも純情
真似事ばかりで歯に噛む

今夜だけはハッピーエンド
夢見ててもいいでしょう？
世界中の悲しみごと奪って逃げるよ